□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □           FUSION 怒濤のBEST 100 (No.75)           □ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ Mike Stern「Odds or Evens 」ATRANTIC(7 82297-2)`91 M.Stern B.Berg J.Beard A.Jackson D.Chambers L.Goines B.Perowsly   D.Alias ● N.Y. Type ○ L.A. Type ○ Latin Type ○ Nac/Aor Type ○ Black Contemperary Type ○ Euro. Type ○ Afro Type   ○ Jazz Type  ○ Blues Type ○ Rock Type ● M.Stern Type 大嫌いなギタリストの一人でした. このアルバムを聴いてから好きになりました. このアルバムを聴く前の彼の印象は、「場の雰囲気をわきまえず、ギンギン弾きまくり やたら目立ちたがるプレイヤー 」という感じを持ってました. 特に、Steps Ahead のLiveのLDでは、完全に浮いているなぁ〜 (^^;)と思って ました. またROCK系出身らしく、彼のギターのソロはモロにROCK系のフレーズで、A.ホールズワスの 様なフレーズを採り入れROCK系のフレーズを払拭しようと無理してるなぁ〜 フレーズに困った時のチョーキングは何とかならないかなぁ〜と......... そういう悪いイメージが消えたのはこのアルバムです. 前に出るばかりの姿勢から 抑えるプレイを感じたからです. ギター自体もそれまで無理して背伸びをしていた プレイの肩の荷が下りた様なリラックスしたギターになってます. 一種の開き直りの様な自信が感じられます. B.S&T を脱退してから、M.Davis 、M.Brecker 、M.Mainieri..と超大物ミュージシャン と やってきて、やっぱそれなりに意識したんでしょうか??そういう意識が感じられなく 自分のサウンドとして感じられるのがこのアルバムです. 今までの様なギンギンのプレイもあります.A. ホールズワース やスコヘンの様な変態メロディ系の音 や、抑えたプレイのギター、そしてご自慢のROCK系の音と彼の全ての音があります.  以前のアルバムと変わっていないじゃぁないか??と言われれば音はその延長上に あると思います.  多分、僕が以前毛嫌いしていたからこう感じるのかもしれませんが、以前のアルバム に感じられなかった彼のオリジナリティ と、構成の上手さで力みが取れ以前の評価がガラッ と変わりました.  このアルバムでのBob Bergのサックスも絶品だと思います. ☆--------------+--------------☆        Slow          ●      Speedy          Light           ●     Heavy         Mellow           ●     Hard         Lyrical          ●      Cool        Melodious          ●      Out of melody/code      Cnservative          ●      Progressive/Tricky        Ensemble           ●     Inter Play  ☆ 彼の評価を変えさせたアルバムとして、彼の最高傑作だと思います