□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □           FUSION 怒濤のBEST 100 (No.69)           □ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ 向井滋春「Pleasure」Better Days(YX-7266-ND)`80 向井滋春(tb) 松岡直也 W.Bernhardt H.Dalt J.Mironov N.Jason(b)   川崎燎 S.Gadd etc. ● N.Y. Type ○ L.A. Type ○ Latin Type ○ Nac/Aor Type ○ Black Contemperary Type ○ Euro. Type ○ Afro Type   ○ Jazz Type  ○ Blues Type ○ Rock Type この部屋では殆ど話題に登りませんネ. 70年台〜80年年代に日本のFusionの屋台骨 を支えていた人です. トロンボ〜ンという楽器自体、余り多くなく、演奏自体が難し 小回りのきかない楽器なんで、プレイが派手でないかもしれません. 松岡直也、川崎燎以外はN.Y.系のミュージシャンで、サウンドも70年台のN.Y.サウンド になってます. 只、向井滋春自信の音が出ていますんで、お金を積んでN.Y.系の ミュージシャンを呼んで作ったアルバムというパターンではありません. トロンボーンという大らかな音色の特徴を生かし、間延びした様な音色がかえって、 リリカルな情感を呼んでいます. 特に「Hudoson River 」では、祭りのプロローグから始まり、サンバカーニバールの 踊りの輪が目に見え、そしてカーニバル隊が去っていく様なイメージ豊かな情景を 見せてくれます. 又、気分によってはN.Y.の高層ビルの下で日向ぼっこをしている 様な情景が見えます. 私の知り合いのバンドもこの曲を演っていましたネェ. また ギターでこの曲を演っているバンドっもありました. トロンボーンがいるバンドが 誰でも演っている曲、ギターバンド言えば「Room 335」に匹敵するぐらい、トロンボーン の憧れの曲=アルバムではないでしょうか??   外国でもB.Rodgers の他2〜3名ぐらいしかメイジャーじゃないこの楽器ですが  内外を問わずこの楽器では最高の作品がこれです.楽器に捕らわれなくともやっぱ  日本Fusion史に残るアルバムの一枚でないでしょうか??メロディアスでリリカルで 表情豊かなトロンボーンです.   残念な事にこのアルバムはCD化されてません.Better Daysから彼のベスト盤だけが このアルバムの片鱗を知る事が出来ます. 再販を望む一枚です. ☆--------------+--------------☆        Slow      ●          Speedy          Light  ●              Heavy         Mellow ●               Hard         Lyrical ●               Cool        Melodious ●               Out of melody/code      Cnservative    ●            Progressive/Tricky        Ensemble           ●     Inter Play  ☆ 僕の愛聴盤の一枚です.