□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □           FUSION 怒濤のBEST 100 (No.57)           □ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ 増尾好秋「Good Morning」ELECTRIC BIRD(KICJ-2003)`79 増尾好秋(g) 増尾元章(g) Victor Bruce Godsey(key) T.M.Stevens(b)   Robbie Gonzales(drs) etc. ○ N.Y. Type ● L.A. Type ○ Latin Type ○ Nac/Aor Type ○ Black Contemperary Type ○ Euro. Type ○ Afro Type   ○ Jazz Type  ○ Blues Type ○ Rock Type ● Japanes Type 邦楽Fusionの真打ち登場です. ソニーロリンズ グループ等で活躍し、その後ソロに転向した 彼の3作目です.1作目は Stuffのメンバーと組み、2作目は自分のバンドを結成し 自分のオリジナリティが完成した一枚です. 元々生粋のJazzギターであった面影が彼のソロに見られます. この当時、Ritenour Calton等テクニック重視のド派手なギターリストが全盛でしたが、彼はその路線を 踏まず、ソロの起承転結というか、ストリー性を重視したプレイヤーと言えます. 「Beleiving Drems 」に於いてのテーマからソロへスムーズに流れ、ソロからの テーマへの移行の全体を見極めた流れは、天晴れというべき出来です. そういう作りの上手さは十分に伝わる作品で、他に特筆すべき点は彼のコンポーザと しての能力です. メロディーメイカーとして世界のトップクラスにあると思ってます.デビューアルバムは、 Stuff に食われた感じですが、メロディメイカーの片鱗を見せ、自作ではそれにオリジナリティ を 加え本作では一気に開花しました. この作品に収録されているものは全て、増尾色が出た秀作ばかりです. 学生の頃、 僕はコンポーザー指向でしたが、彼の本作を聴いてオリジナルを演るのを諦めました テーマのみならず、ソロまで冒頭で述べた様に一貫した流れで弾いてしまいますので 相当練ったか、又は才能で一発で出てきたかのどちらかです.(当たり前だが)   ハードなサウンドが好きな傾向の僕ですが、それと正反対のサウンドで、  意外に思われる方もおると思いますが、ホント良く出来た作品です. ☆--------------+--------------☆        Slow       ●         Speedy          Light  ●              Heavy         Mellow  ●              Hard         Lyrical ●               Cool        Melodious ●               Out of melody/code      Cnservative   ●             Progressive/Tricky        Ensemble          ●      Inter Play  ☆学生時代のアイドルの一人でした.