□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □           FUSION 怒濤のBEST 100 (No.50)           □ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ 渡辺香津美「KYLYN 」Colunbia(COCA-9207)`79(`91) 渡辺香津美 坂本龍一 矢野顕子 高橋ユキヒロ ペッカー 向井滋春 本田俊之 ポンタ 小原礼 清水靖晃 ● N.Y. Type ○ L.A. Type ○ Latin Type ○ Nac/Aor Type ○ Black Contemperary Type ○ Euro. Type ○ Afro Type   ○ Jazz Type  ○ Blues Type ○ Rock Type ● K.Watanabe Type 日本が世界に誇るミュージシャンとなると、やっぱ限られてきます. 外国のミュージシャン以上にその聴く尺度が厳しくなってきます. そこはやっぱ、 Fusion/Jazz はアメリカからの直輸入で、たんなる猿まね..COPYで終始してしまった 日本人ミュージシャンの責任でもあります. 未だ日本が生んだ世界的なヒットは 坂本九の「スキヤキ/上を向いて歩こう」以外に皆無..という結果が物語ってます. 僕は外国のミュージシャン専門で日本人は余りここでは発言しませんね. やっぱ 猿まね..コピーで終わってしまうミュージシャンが多いからです. どんな良い物を 聴いても、それが「オリジナルティ」があるか?? と考えると誰々風..と聞こえ しまうんんです. 「パーソナリティ」はあっても「オリジナルティ」が無いのは事実 です. はっきり言って国内ミュージシャンの9割は、以前誰かが演ったサウンドの 柳の下です. 当然外国のミュージシャンの同じ9割はやっぱ「誰々風」です. 僕は日本人ですから、特にそこのトコ厳しく感じるんでしょう.. そんな中、このアルバムは「パーソナリティ」「オリジナリティ」を感じる、日本人 の固有のサウンドが感じられます. どちらかというと、渡辺香津美本人のもの というより、坂本龍一のサウンドです. 坂本龍一の「千のナイフ」の延長線がこの アルバムです. このシリーズに登場させたのは、この路線が世界に受けるサウンドだと思うから です. もしこれが世界でリリースされれば、ショックを受ける人多いと思います. だって今まで聴いた事のないサウンドが聴けます..   日本人の日本人の為のFusionサウンドですが、他の国のFusionにないサウンドです こういった路線がオリジナリティを発揮すると思うんですが..この後のサウンンドが 出ませんねぇ..悲しい事です.. ☆--------------+--------------☆        Slow        ●        Speedy          Light      ●          Heavy         Mellow     ●           Hard         Lyrical ●               Cool        Melodious     ●           Out of melody/code      Cnservative        ●        Progressive/Tricky        Ensemble          ●      Inter Play  ☆ オリジナリティ とパーソナリティ 溢れた世界に通用するサウンンド の一枚だと思います.