□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □           FUSION 怒濤のBEST 100 (No.43)           □ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ David Spinozza「Spinozza」A&M(SP-4677)`78(LP)   David Spinozza(g) A.Jackson(b) R.Marotta(drs) S.Jordan(drs) W.Bernhardt(key) D.Grolnick(key) M.Mainieri M.Brecker Joe Caro(g) etc. ● N.Y. Type ○ L.A. Type ○ Latin Type ○ Nac/Aor Type ○ Black Contemperary Type ○ Euro. Type ○ Afro Type   ○ Jazz Type  ○ Blues Type ○ Rock Type 「何でこのアルバム紹介しないんだ」と言う方、お待たせしました. いわるゆる「マイニエリ周辺のN.Y.系サウンド」が時代の先端を行っていた時に 出たアルバムです. レオン・ラッセルの「Superstar 」で始まります. この頃はポップスを積極的 に自分のアルバムに取り入れていた時代です. 皆そうでしたネ 二曲目はA.JAckson のオハコのピックで弾いてフェイザーの様なイフェクターをかけ た固い音のベースがイントロの曲です. ラテン系の曲ですが、ラテンを料理する場合 N.Y.系とLA系は違いますネ. LAの様な明るさはなく、どっちかというと暗めの音で まとめるのがN.Y.系でして、この曲なんか正にN.Y.系のラテンの料理方法です. 彼のギターはそう、テクニックを出すタイプや、早弾きを売りにするタイプではな 地味な感じです. スタジオミュージシャンとして名前はよく見かけますが、彼のギター ってどんなだっけ??と思う事があります. このアルバムでもギターが全面に出ている 作品というより、ギターを含めた全体の音を重要視している感じを受けます. やっぱ、スタジオミュージシャン という事で、サウンド重視なんでしょう. それを象徴する組曲が入ってます. トムスコットも組曲をやってましたが、彼の組曲  と雰囲気が似ています.   スタジオで鍛えたサウンド作りを一挙にこのアルバムで開花させたと思います. 目立たないが確実な音作りを演る彼の特徴がよく出てます.  この頃のLA系のギタリストは自分のテクを前面に押し出して、「自分の音は自分で 切り開く!!」タイプが多かった様に思えます( カールトン 、リトナー)  Spinozzaはそれとは違って全体のサウンド勝負ですネ. だからその分、ギター以外に 聞かせ所があってバラエティに富んでいる音になっていると思うんです.  僕がこのアルバムに抱いていている感想です. 聴く人にとってここら辺の取り方が 多分違うと思います. ギタリスト の方はどう思いますか?? ☆--------------+--------------☆        Slow       ●         Speedy          Light    ●            Heavy         Mellow     ●           Hard         Lyrical  ●              Cool        Melodious   ●             Out of melody/code      Cnservative    ●            Progressive/Tricky        Ensemble        ●        Inter Play  ☆ CDが再販されるという噂がありましたが、どうなんでしょう??