□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □           FUSION 怒濤のBEST 100 (No.34)           □ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ □ 佐藤充彦&MSB「MSB2」CBS SONY(28AH 1264)`81   佐藤充彦(key) 清水靖晃(ts) 山木秀夫(drs) 高水健司(b) 穴井中臣(per) ● N.Y. Type ○ L.A. Type ○ Latin Type ○ Nac/Aor Type ○ Black Contemperary Type ○ Euro. Type ○ Afro Type   ○ Jazz Type  ○ Blues Type ○ Rock Type ● Japanese Type 何もBest 100は洋楽ばかりではありません. 日本人初登場です. ランドゥーガに行く以前の彼のレギュラーバンドです. ランドゥーガーではやりすぎ かなぁ??と思う程「日本のメロディ」と「Jazz」の融合を目指してますが、この頃は それが程よくFsuionという形態で文字通り融合しています. タイプとしては、Steps を連想させる様な骨太いゴツゴツしたサウンドを基調に スリル溢れるスピード感があり、そして彼独特のメロディーラインの美しさが、 バランスよくマッチしたサウンドです. 学生時代、「Jazz/Fusion 」を全く知らない友人と六本木のPIT INN に彼らを見に いったんですが、友人は感激しまくりでした. この頃の清水はかなりN.Brecker を意識していまして、このアルバムの中でも、 M.Brecker 張りのソロを披露してます. オリジナリティが無いと、世界的にセールスは出来ないと思います. 日本の メロディをちょっと持ったバンドという事で、世界的に出しても恥ずかしくない バンドでした. このバンドしか出来ない音がなければ、世界の中では認めてくれない と思います. じゃぁT-S やCasiopeaは?? 音を聴いただけで彼らと分かります. でも これがオリジナリティ があるかというとそうではありませんネ. 残念ながら、パーソナリティ は あっても彼らしか出来ない音ではないと思うんです.(だから世界的にまだ認められ  ない).そういう事で、唯一世界で認められる音を作ったMSB の解散というのは残念 です.D.LiebmanやH.Mason からも才能を絶賛された彼の最高傑作はBest 100に 相当するに十分なクオリティはあります. ☆--------------+--------------☆        Slow        ●        Speedy          Light         ●       Heavy         Mellow        ●        Hard         Lyrical         ●       Cool        Melodious    ●            Out of melody/code      Cnservative           ●     Progressive/Tricky        Ensemble            ●    Inter Play  ☆ CDで再販を望む一枚です.