あまりにも、痛ましい事件で言葉もありませんでした。震災後、神戸でおきた少年事件などが思い出され、胸が痛みました。神戸では、全国的に広がっているいじめや不登校に加え、震災や神戸少年事件などにより、心身の混乱にさらされ傷ついた子どもたちに対して、子どもたちが語ることを聞きつづける大人がいることによって、子どもたち自身のこころが癒されたり安心したり、ホッとできたりすることを願って子どもがかける電話「チャイルドライン神戸」をたちあげました。多くの子どもたちが不安な時や寂しい時、腹が立つ時またうれしい時にも気軽に電話をかけてもらえるようにと受け手ボランティアの研修にも励んでいます。私たちは子どもたちにとって気軽な電話をめざしてはいますが、言葉で表現することは、簡単ではないことも経験しています。このたびのCD出版は、音がこころに響き癒されるものとして、とても意義のあるものだと思います。是非、この子どもたちの小さないのちを大切にしようという願いが社会に、そして人々のこころに届くことを願っています。
素晴らしい音楽には人の心を優しく、暖かくしてくれる力を持っていると思います。
日本から、世界から、いつか犯罪が消えて全ての子供達が幸せに家族と共に楽しく安全に暮らせる日が来る事を願います。
悲惨な事件の犠牲者、被害者の皆様の心の慰めとなりますよう、お祈りしております。
犯人と仕事上で関わりがあったのであの時どうかしていたらこんな事件は起こらなかったのでは、とどうしようもないことながら悔やまれて仕方ありません。
このCDを購入し、多くの人にプレゼントすることですこしでも事件の被害者の方々のお役に立てたらと思い、申し込ませていただきました。
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